平成31年2月第5週のエントリー戦略

動きに付いていく

 先週の日経225先物ミニ(3月限)は21,250円で始まり、21,435円で終わりました。押し目を作りながらの上昇でしたね。

 

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日経225先物ミニ(3月限) 60分足

 

 一週間の値動きは上図のようになっています。

 

 まだよく分かりません。21,500円付近が天井のような気もしますし、もう少し上昇トレンドを続けるのかもしれません。

 

 今週は、今の時点ではどちらに動くという想定は行わず、動きが出たらどちらにも付いていくことにしようと思います。

 

 21,500円を明らかに超えてきたら「買い」、21,500円にチャレンジするも跳ね返されそうなら「売り」というイメージですかね。おおざっぱですが。

 

 どちらもあり得るかな、と思っている背景として…

 

 まず「買い」ですが、以下のニュースにもあるように、個人投資家に弱気の人が多いからです。もちろん自分も含めて…ということになります。

 

www.nikkei.com

 

 12月から弱気相場が続いていると言われているため、なぜ今になって?という疑問は沸きますが、とりあえず個人投資家に弱気の気運が漂っているということは、外資からすると格好の踏み上げ相場になりそうだ、ということです。

 

 ただし、これは短期的な値動きになりますかね。個人がロスカットになるまで踏み上げるというのが目的ですからね。

 

 何も材料なしに踏み上げは難しいのでは?という気もするので、何か米中関係辺りで少しくらいポジティブな材料が出た時には特に注意します。

 

 次に「売り」ですが…、これは先週以前のエントリー戦略でも同じでしたが世界情勢によるもの(米中、英欧、日米など)、各国の経済指標が悪化していること、が理由になります。

 

 特に、今の相場(特に米国相場)は米中関係にだいぶ楽観的になっています。イギリスのEU離脱問題については、最近はニュースが出ても相場がほとんど動きません。

 

 なので、これらの問題で大きなネガティブニュースが流れた時の下落幅は相当なものになると思います。

 

 トランプ大統領は、米中貿易問題が解決に向かっているかのような発言をし、それによって米国株は上昇をしている訳ですが…。これはあくまで株価対策であり、米中問題、特に中国の構造改革の問題はそう簡単に、短期間で進展するはずがないと見ておく方が現実的ではないでしょうか。

 

 また、イギリスのEU離脱問題については、解決に向けた糸口が見いだせないのに、どこかみんな「どうにかなるだろう」と思っているフシがあり、目を背けています。

 

 とにかく、今週は買いも売りもどちらもあり得ると思って相場を観察するところから始めたいと思っています。