平成31年2月第5週の成績
成績 3勝2敗 +320円
2/25 21,550円 売り ⇒ 21,400円 決済 +150円
2/25 21,600円 売り ⇒ 21,400円 決済 +200円
2/26 21,595円 売り ⇒ 21,400円 決済 +195円
2/28 21,465円 売り ⇒ 21,635円 決済 ー175円
3/1 21,580円 売り ⇒ 21,635円 決済 ー55円
以上のような結果となりました。
落ちそうで落ちない相場
今週は、レンジ上限での売りから入る戦略を取りました。自分の場合、日中に相場を観察することができないため、今のような上昇→急落を繰り返している相場では「買い」をホールドすることが難しいと感じたためです。ロスカットを決めたうえでエントリーすればいいのですが、下落幅もそれなりに大きいため、よほどレンジ下限でエントリーしないとロスカットに引っ掛かってしまいます。一方、上値は21,600円ほどで抑えられていたため、その辺りで「売り」エントリーする方がいいと思いました。短い保有時間で値幅を取れますしね。
ただ、2/28にエントリーした今週4回目のトレードは、レンジ上限での売りではなく、さらに下落するだろうと見込んで仕掛けたものです。一時は21,300円くらいまで下落したので含み益になっていましたが、その後急騰して結局ロスカットになりました。トレーリングストップをかけておいた方が良かったですね。
上図が、今週の値動き(1時間足)です。
3/1にブレイクされるまでは21,600円辺り(黄色ライン)を上限にしてレンジになっていました。週前半のトレードは水色のマルで囲んだ辺りで行っています。
今週負けたのは赤マルで囲んだ辺りです。この赤マルの範囲に入る直前に21,595円で高値を付けてから21,450円付近まで急落。ここは前回安値と重なる位置でしたので、ここを割り込み、その前の安値21,370円も割り込めば下落トレンド入りかと思いました。2/28はこの辺りで「売り」エントリーしています。実際、その後21,280円まで落ちています。ここで下落に転じたと強気の予想をしてしまったのがいけなかったです。
このチャートを見てみて改めて思いましたが、安値21,280円を付けた後V字で切り返しています。週前半の水色のマルで囲んだ急落後の回復とは、そのスピードが違うことが分かります。このV字切り返しの時は要注意です。
今になって思えば、V字切り返しの後21,450円付近の価格帯をためらいもなく抜けてきたところを狙ってドテン買いしてもよかったくらいですね。でも、そこまでの度胸はありませんでした。下落すると思い込んでしまっていましたから。
思い込みはいけないなと改めて思いました。素直な心で値動きに付いていくことが肝心ですね。
しかし、ここまで強く上昇するとは…。本当にビックリです。
平成31年2月第5週のエントリー戦略
動きに付いていく
先週の日経225先物ミニ(3月限)は21,250円で始まり、21,435円で終わりました。押し目を作りながらの上昇でしたね。
一週間の値動きは上図のようになっています。
まだよく分かりません。21,500円付近が天井のような気もしますし、もう少し上昇トレンドを続けるのかもしれません。
今週は、今の時点ではどちらに動くという想定は行わず、動きが出たらどちらにも付いていくことにしようと思います。
21,500円を明らかに超えてきたら「買い」、21,500円にチャレンジするも跳ね返されそうなら「売り」というイメージですかね。おおざっぱですが。
どちらもあり得るかな、と思っている背景として…
まず「買い」ですが、以下のニュースにもあるように、個人投資家に弱気の人が多いからです。もちろん自分も含めて…ということになります。
12月から弱気相場が続いていると言われているため、なぜ今になって?という疑問は沸きますが、とりあえず個人投資家に弱気の気運が漂っているということは、外資からすると格好の踏み上げ相場になりそうだ、ということです。
ただし、これは短期的な値動きになりますかね。個人がロスカットになるまで踏み上げるというのが目的ですからね。
何も材料なしに踏み上げは難しいのでは?という気もするので、何か米中関係辺りで少しくらいポジティブな材料が出た時には特に注意します。
次に「売り」ですが…、これは先週以前のエントリー戦略でも同じでしたが世界情勢によるもの(米中、英欧、日米など)、各国の経済指標が悪化していること、が理由になります。
特に、今の相場(特に米国相場)は米中関係にだいぶ楽観的になっています。イギリスのEU離脱問題については、最近はニュースが出ても相場がほとんど動きません。
なので、これらの問題で大きなネガティブニュースが流れた時の下落幅は相当なものになると思います。
トランプ大統領は、米中貿易問題が解決に向かっているかのような発言をし、それによって米国株は上昇をしている訳ですが…。これはあくまで株価対策であり、米中問題、特に中国の構造改革の問題はそう簡単に、短期間で進展するはずがないと見ておく方が現実的ではないでしょうか。
また、イギリスのEU離脱問題については、解決に向けた糸口が見いだせないのに、どこかみんな「どうにかなるだろう」と思っているフシがあり、目を背けています。
とにかく、今週は買いも売りもどちらもあり得ると思って相場を観察するところから始めたいと思っています。
平成31年2月第4週の成績
成績 3勝1敗1引き分け
2/18 日経225OP 22375 85円 売り ⇒ 96円 決済 ー11円
2/18 21,290円 売り ⇒ 21,290円 決済 +0円
2/19 21,320円 売り ⇒ 21,290円 決済 +30円
2/21 21,400円 売り ⇒ 21,385円 決済 +15円
2/21 21,515円 売り ⇒ 21,350円 決済 +165円
以上のような結果となりました。
オプションで大失敗
今週は自分の相場観にもとづいて、オプション売買に挑戦してみました。
結果は惨敗です。
まず、何よりも自分の資金量に対して、売りのプレミアム金額が大きすぎました。先週までの相場観が何となく当たってきたため、慢心があったのだと思います。
2/18時点で日中の寄付前に売り注文を出しておき、1万円(プレミアム価格で10円の変動)でロスカットの設定をしておきました。結果は、翌日に見事にロスカットされてしまいました。
2/18の日経225先物(3月限)の日中寄付価格は21,250円。ロスカットされた辺りの金額は21,300円くらい。この程度の値動きでロスカットされてしまうとは、見込みが甘すぎです(85円のプレミアム価格に対して10円のロスカット設定がそもそも見込み違いです)。
ちなみに、週終わり時点での日経225先物(3月限)価格は21,435円、同じオプションのプレミアム価格は100円になっています。
今週は21,500円の壁に何度か跳ね返されましたので、ここを大きく超えて上昇するようならロスカットもやむなしですが、その前に決済されてしまうというのはオプション売買としては失敗です。
もともとは、この辺りの価格帯で揉み合うか、下げるだろうという予測のもと、タイムディケイによる利益を狙ったものでしたので、もっと長期間(1週間~長くて1カ月程度)に渡って保有するつもりでした。
保有期間の想定からしても、今回の売買は失敗でしたね。売りのプレミアム価格とロスカットの値幅については、もっと研究しようと思います。
また、それ以外の225ミニの売買については、負けはないものの、最後のトレードを除いては取れた値幅が小さかったです。
これらはスキャルピングではなく、デイトレまたはスイングの値幅であることを考えると、今週はエントリータイミングが良くなかったと言わざるを得ません。
平成31年2月第4週のエントリー戦略
何を重視するか?
おはようございます。今週のエントリー戦略を書こうと思います。
先週は荒い値動きとなりました。その波の中で対応に遅れて、ロスカットになった場面もありました。ただ、チャートをよく見てみると、「そのエントリー、ちょっと違うんじゃない?」というサインが出ていたことに気付きます。
上図は、先週ロスカットになったトレードのエントリー(矢印のところ/20,900円)とその後の値動きです。
2/15日中開始後、急落して押し戻したところで売りエントリーしています。エントリーした後は、見込み通りに下げましたのでそのまま保有としました。
しかし、ナイトに入った辺りからジワジワと上昇を開始し、結局終値は21,180円と先週高値付近まで上げてしまいました。私がロスカットしたのが20,130円ですから、もう十分上がった後です。
では、どこで対策をしておくべきだったでしょうか。
上図のチャートでは、下げた後に下値を切り上げながら反転の兆しを見せている(ラインを引いた箇所)ことが分かります。特に、2/15日中の終値が20,900円で、その後ナイト寄り付きが反落して始まっています。このまま下落していけばシナリオ通りの値動きとなりますが、ここでも切り返したというのは見落としてはいけないポイントだったと思います。一度ならず、二度切り返している訳です。
日経平均はドル円やダウ先物の影響を強く受けます。リアルタイムでそれらのチャートは確認できていませんが、後で確認したところ、やはりその辺りの時間帯からドル円は底堅く推移、ダウ先物は反転上昇を開始しています。特にダウはその後も力強く上昇しています。日経はダウに比べて上昇が緩やかなので、おそらくダウが横ばい推移くらいだったとしたら 日経もよくて横ばい、あるいは若干下落くらいの値動きだったのではないかと推測できます。
こういった他の指標の影響を反映した結果がチャートとなって表れてくる訳ですから、そこから発せられるサインを見落としてはいけません。
エントリーした時点では戻り売り戦略で相場を見ていましたので、この考えに固執してしまったのがいけなかったと思います。戦略はその時その時のチャートの値動きから瞬時に最新のものに更新する必要があります。
戦略は過去の値動き推移などから立てたものですから、リアルタイムのチャートの方がより直近の動向を映し出していると考えるべきでしょう。
チャート>戦略
この順番で考えていこうと思います。先週は失敗してしまいましたが、今週以降は気を付けていきたいです。
今週のエントリー戦略
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
今週ですが…。戦略立てづらいですね。先週と同じく上下に大きく振られそうな気もしますし、揉み合いになりそうな気もします。特に月曜はニューヨークが休場なので、方向感が出ない気がします。
とりあえず、先週の高値が20,235円なのでここを超えてきたら強いです。先週の終値が20,180円なので、あと50円くらいですね。逆にここを超えられず重くなるようなら揉み合いあるいは下落ですかね…。材料待ちです。
ただ、2~3カ月のスパンで見てみるとあまり良い材料は出ないと思っているので、今週上がっている場面を見つけてオプションの4月限コール売りを仕掛けようと思っています。プットは高いのでコールの方が手を出しやすいです。ただし、「売り」なので危なくなったらすぐにロスカットしますけどね。
いずれにしても、週初めは相場観察し、動きが出そうなら乗っていきたいと思います。
平成31年2月第3週の成績
成績 2勝1敗 +120円
2/12 20,840円 買い ⇒ 21,160円 決済 +320円
2/13 21,170円 売り ⇒ 21,130円 決済 +40円
2/15 20,890円 売り ⇒ 21,130円 決済 -240円
以上のような結果となりました。
今週は上下に振り回された週でした。上だと思った翌日には大きく下落。その翌日にはまた大きく上昇。最後のトレードでは下方向だと思って売りエントリーしたものの、見事にハズレ。ロスカットとなりましたが、週単位で見ればプラスで終えられているのでよしとしなければいけないですね。
上図は、今週の動きを1時間足にしたものです。全体的に見ればよく上がっています。こうしてみると、21,235円で一度天井を付けて下落した際に、このまま下だと感じたのは思い込みによる部分が大きいんじゃないかと思いますね。
外部から入ってくるニュース、Twitterの他投資家のつぶやきなどから下落だと刷り込みされている自分がいることに気付きます。こういう情報をおおまかにファンダメンタルと呼ぶのでしょうが、短期でチャート分析をしようとする際には弊害になることもありますね。もちろん全部が全部、弊害ではないですが…。大勢の投資家が考えている方向というのは、逆にそれを利用されたりすることもあるということは肝に銘じておかなければならないでしょう。
大切なのは、思い込みを排除して、波に乗るということですね。大切な自分のお金をかける訳ですから、自分で納得したうえで行動し、その方向がどうも間違っているような雰囲気になってきたら、いち早く対策を打つことが重要だと思い知らされました。
日経平均は21,000円を伺う展開
想定外の強さ
3連休明けの2月12日(月)の日経平均は前日比+531.04円の大幅な上昇となりました。これは今年に入って最大の上げ幅だそうです。
この日経の動きに先立って、為替が1ドル110円を超えてきました。日経もこれに追随するような動きをしています。
今週のエントリー戦略で、先週の下落からの戻り後、揉み合いになり、それをどちらにブレイクするかを見るとお伝えしました。しかし、先週の下落からいきなり高値奪還まで回復してくるとは思いませんでした。
ものすごいV字回復ですね。もう少しで先週の高値20,950円を抜きそうですが、これまた為替が1ドル110.5円くらいで止まっているせいか、日経の動きも20,900円を超えた辺りからは動きが鈍いです。
21,000円到達までは重そうですが、もし抜ければもうちょっと上に行きそうな気配です。もしここで21,000円を超えられなかったら、この節目は相当重いと見ないといけないですね。
今週のエントリー戦略(見直し)
この強さを見て、今週のエントリー戦略を見直ししたいと思います。
見直す点としては…
①先週の下落は押し目だった(3連休前で委縮しすぎていた?)とみる
②つまり、今週は買い目線で考える
③しかし、来週以降はまた違った展開もありそうなので、あくまで短期
④ドル円の動きを注視する
こんな感じですかね。ちなみに、見直し後の戦略に沿って、現在ロング1枚を保有中です。
このまま伸びてくれるか…、また押し目を作るのか…、相場を観察していきたいと思います。
平成31年2月第3週のエントリー戦略
押し目買い or 暴落
先週は21,000円での攻防に負けて、一時20,200円を割るところまで下落しました。2/7ナイトの時点までは、20,800円を維持していましたが、2/7デイの寄り付き直後からそこを割り、するすると下落が始まりました。
今回は、21,000円の手前で売り指値を入れていた個人投資家さんもたくさんいたようですね。20,950円辺りの売り板がだいぶ厚かったので、これは21,000円厳しいなと思って見ていました。逆にもし21,000円を超えてくるようなら、買いで取れる相場になっていたと思います。
上図は、先週の下げ局面を1時間足で見てみたものです。高値20,950円から20,160円まで、わずか2日間でおよそ800円もの値幅で下落しています。これはおおよそ3週間分の上昇を一気に帳消しにしてしまっています。今年に入ってからのNYダウの上昇と比べると相当な違いです。相場参加者の日本株に対する見方がいかにネガティブなものかが分かります。
さて、では今週はどういう戦略を考えているかと言うと、まずは最後の戻りがどの辺りで止まるのかを観察してみます。
こちらは日経平均の日足です。もし、今回の下げがSQ思惑も含む一時的なものだったとしたら、今は押し目買い局面になります。逆に昨年10/2や12/3を高値とした暴落の始まりだったとしたら、下落幅はこんなものでは済まないはずです。
世界の政治経済動向をみると、先行き不安なものばかりです。米中の問題、英とEUの問題、円高懸念などが代表的なものです。このうちのどれか1つが破裂するだけで、かなり強烈な下げになるはずですが、逆に言うと、ポジティブニュースが流れた時の上昇圧力もすさまじいものがあると思うので、逆指値ロスカットは必ず入れておく必要があります。ほとんどの時間、相場見られないですからね。
もし上昇局面になったとしても、さすがにこのままV字では回復しないでしょうから、どこかで揉みあう場面を作るはずです。その揉み合いを上に抜けたら買いエントリー、下に抜けたら売りエントリーすることにします。