平成31年2月第4週のエントリー戦略

何を重視するか?

 おはようございます。今週のエントリー戦略を書こうと思います。

 

 先週は荒い値動きとなりました。その波の中で対応に遅れて、ロスカットになった場面もありました。ただ、チャートをよく見てみると、「そのエントリー、ちょっと違うんじゃない?」というサインが出ていたことに気付きます。

 

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日経225先物(3月限) 2/15日中からの15分足

 上図は、先週ロスカットになったトレードのエントリー(矢印のところ/20,900円)とその後の値動きです。

 

 2/15日中開始後、急落して押し戻したところで売りエントリーしています。エントリーした後は、見込み通りに下げましたのでそのまま保有としました。

 

 しかし、ナイトに入った辺りからジワジワと上昇を開始し、結局終値は21,180円と先週高値付近まで上げてしまいました。私がロスカットしたのが20,130円ですから、もう十分上がった後です。

 

 では、どこで対策をしておくべきだったでしょうか。

 

 上図のチャートでは、下げた後に下値を切り上げながら反転の兆しを見せている(ラインを引いた箇所)ことが分かります。特に、2/15日中の終値が20,900円で、その後ナイト寄り付きが反落して始まっています。このまま下落していけばシナリオ通りの値動きとなりますが、ここでも切り返したというのは見落としてはいけないポイントだったと思います。一度ならず、二度切り返している訳です。

 

 日経平均ドル円やダウ先物の影響を強く受けます。リアルタイムでそれらのチャートは確認できていませんが、後で確認したところ、やはりその辺りの時間帯からドル円は底堅く推移、ダウ先物は反転上昇を開始しています。特にダウはその後も力強く上昇しています。日経はダウに比べて上昇が緩やかなので、おそらくダウが横ばい推移くらいだったとしたら 日経もよくて横ばい、あるいは若干下落くらいの値動きだったのではないかと推測できます。

 

 こういった他の指標の影響を反映した結果がチャートとなって表れてくる訳ですから、そこから発せられるサインを見落としてはいけません。

 

 エントリーした時点では戻り売り戦略で相場を見ていましたので、この考えに固執してしまったのがいけなかったと思います。戦略はその時その時のチャートの値動きから瞬時に最新のものに更新する必要があります。

 

 戦略は過去の値動き推移などから立てたものですから、リアルタイムのチャートの方がより直近の動向を映し出していると考えるべきでしょう。

 

 チャート>戦略

 

 この順番で考えていこうと思います。先週は失敗してしまいましたが、今週以降は気を付けていきたいです。

 

今週のエントリー戦略

 前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

 

 今週ですが…。戦略立てづらいですね。先週と同じく上下に大きく振られそうな気もしますし、揉み合いになりそうな気もします。特に月曜はニューヨークが休場なので、方向感が出ない気がします。

 

 とりあえず、先週の高値が20,235円なのでここを超えてきたら強いです。先週の終値が20,180円なので、あと50円くらいですね。逆にここを超えられず重くなるようなら揉み合いあるいは下落ですかね…。材料待ちです。

 

 ただ、2~3カ月のスパンで見てみるとあまり良い材料は出ないと思っているので、今週上がっている場面を見つけてオプションの4月限コール売りを仕掛けようと思っています。プットは高いのでコールの方が手を出しやすいです。ただし、「売り」なので危なくなったらすぐにロスカットしますけどね。

 

 いずれにしても、週初めは相場観察し、動きが出そうなら乗っていきたいと思います。